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Notice

デジタコに関する実態調査

【DX推進が求められる運送業、デジタコ導入に関するハードルは?第2位「デジタコに変更する必要がない」を抑え、第1位は...】
〜<デジタコ実態調査>63.7%の運送業者が「デジタコ」を使用、約8割が「日報の確認・管理が簡単」などでメリットを実感〜


 株式会社ドコマップジャパン(東京都港区、代表取締役 浦嶋一裕、以下「ドコマップジャパン」)は、運送業経営者99名に対し、デジタコに関する実態調査を実施いたしましたので、お知らせいたします。




調査サマリー





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調査概要


調査概要:デジタコに関する実態調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年8月29日〜同年9月5日
有効回答:運送業経営者99名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
※デジタコとは、「デジタルタコグラフ」、アナタコとは、「アナログタコグラフ」を指します。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「株式会社ドコマップジャパン」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.docomap.jp/environmental-initiatives




63.7%の運送会社が「デジタコ(通信型・カード型)」を使用


 

 「Q1.あなたの会社では、どのような運行記録計(タコグラフ)を主に使用していますか。」(n=99)と質問したところ、「デジタコ(通信型・デジタルタコグラフ)」が36.4%、「デジタコ(カード型・デジタルタコグラフ)」が27.3%という回答となりました。





・デジタコ(通信型・デジタルタコグラフ):36.4%
・デジタコ(カード型・デジタルタコグラフ):27.3%

・アナタコ(チャート紙を利用したアナログタコグラフ):31.3%
・その他:1.0%
・答えられない:0.0%
・わからない:4.0%




デジタコのメリット、約8割が「日報の確認・管理が簡単」と回答


 Q1で「デジタコ(通信型・カード型)」と回答した方に、「Q2.デジタコを使用する中で、メリットとして実感しているものを教えてください。(複数回答)」(n=63)と質問したところ、「日報の確認・管理が簡単」が76.2%、「安全運転評価によるドライバーの安全運転に対する意識向上」が57.1%、「労務管理の効率向上」が44.4%という回答となりました。





・日報の確認・管理が簡単:76.2%
・安全運転評価によるドライバーの安全運転に対する意識向上:57.1%
・労務管理の効率向上:44.4%
・詳細なデータが集計可能:42.9%

・燃費改善:25.4%
・情報を転送しやすい:20.6%
・運転手の操作が容易:20.6%
・配車効率の向上:19.0%
・その他:0.0%
・特にない:1.6%
・わからない/答えられない:3.2%




「アナタコ」を利用する理由として、アナタコ使用企業の64.5%が「デジタコ導入は費用が高い」と回答


 Q1で「アナタコ」と回答した方に、「Q3.デジタコではなく、アナタコを使用している理由を教えてください。(複数回答)」(n=31)と質問したところ、「デジタコ導入は費用が高い」が64.5%、「デジタコに変更する必要がない」が38.7%、「デジタコはデータの破損リスクがある」が12.9%という回答となりました。





・デジタコ導入は費用が高い:64.5%
・デジタコに変更する必要がない:38.7%

・デジタコはデータの破損リスクがある:12.9%
・どのデジタコが良いかわからない:12.9%
・ドライバーから反対された:6.5%
・デジタコは操作が複雑そう:3.2%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:6.5%




デジタコ導入企業の50.8%が、「ドライブレコーダーとの連携」機能も搭載


 Q1で「デジタコ(通信型・カード型)」と回答した方に、「Q4.あなたの会社で導入しているデジタコには、どのような機能が搭載されていますか。(複数回答)」(n=63)と質問したところ、「運転日報の作成」が82.5%、「ドライブレコーダーとの連携」が50.8%、「車線逸脱の警告」が15.9%という回答となりました。





・運転日報の作成:82.5%
・ドライブレコーダーとの連携:50.8%

・車線逸脱の警告:15.9%
・荷室温度の記録:14.3%
・アルコールチェッカーとの連動:9.5%
・カーナビ機能:9.5%
・タイヤ空気圧の管理:3.2%
・ドアセンサー:3.2%
・その他:1.6%
・わからない/答えられない:9.5%




デジタコとドライブレコーダーの連携において、3割以上が「カメラは最低6台以上つながる必要性がある」と回答


 Q4で「ドライブレコーダーとの連携」と回答した方に、「Q5.カメラは最低何台までつながる必要性があると思いますか。」(n=32)と質問したところ、「6台以上」が31.3%、「5台」が3.1%という回答となりました。





・6台以上:31.3%
・5台:3.1%
・4台:9.4%
・3台:15.6%
・2台:18.8%
・1台:9.4%
・わからない/答えられない:12.5%




デジタコ導入した会社の半数以上が、「スコア機能をドライバーの評価(査定)に使用」


 Q1で「デジタコ(通信型・カード型)」と回答した方に、「Q6.あなたの会社では、安全スコア機能をドライバーの評価(査定)に使用していますか。」(n=63)と質問したところ、「使用している」が54.0%、「使用していない」が39.7%という回答となりました。





・使用している:54.0%
・使用していない:39.7%
・わからない/答えられない:6.3%




34.9%がデジタコの「専用ハンディキーは必須」と回答、そのうち20.6%からは「スマホ代用可」との声も


 Q1で「デジタコ(通信型・カード型)」と回答した方に、「Q7.デジタコを使用する上で、ハンディキーは必須だと思いますか。」(n=63)と質問したところ、「専用のハンディキーは必須」が14.3%、「スマホでの代用ができれば、ハンディキーは不要」が20.6%という回答となりました。





・専用のハンディキーは必須:14.3%
・スマホでの代用ができれば、ハンディキーは不要:20.6%
・そもそも、ハンディキーは不要:27.0%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:38.1%




車両1台あたりのデジタコ予算、「15~20万円未満」が19.0%で最多


 「Q8.あなたの会社で、デジタコ(通信型・カード型)に関して、車両1台あたりの投資可能な予算感(現在投資している予算+今後投資していきたい予算)を教えてください。」(n=63)と質問したところ、「15~20万円未満」が19.0%、「10~15万円未満」が7.9%という回答となりました。





・30万円以上:6.4%
・25~30万円未満:7.9%
・20~25万円未満:12.7%
・15~20万円未満:19.0%
・10~15万円未満:7.9%
・10万円未満:20.6%
・投資可能な予算はない:3.2%
・わからない:22.2%




半数以上が「運行記録計と労務管理は、別ツールの運用でも良い」と回答


 「Q9.あなたは、運行記録計(タコグラフ)と労務管理は、別のツールを使う運用でも良いと思いますか。」(n=99)と質問したところ、「非常にそう思う」が9.1%、「ややそう思う」が43.4%という回答となりました。





・非常にそう思う:9.1%
・ややそう思う:43.4%
・あまりそう思わない:23.2%
・全くそう思わない:6.1%
・わからない/答えられない:18.2%




デジタコ導入企業の23.8%が「ドライブレコーダーと連携できる機種に」、11.1%が「上位機種に」変更したい意向


 Q1で「デジタコ(通信型・カード型)」と回答した方に、「Q10.あなたは、現在使用しているデジタコの入れ替えを検討していますか?(複数回答)」(n=63)と質問したところ、「ドライブレコーダーと連携できる機種にしたい」が23.8%、「上位機種に変更したい」が11.1%という回答となりました。





・ドライブレコーダーと連携できる機種にしたい:23.8%
・上位機種に変更したい:11.1%
・アルコールチェッカーと連携できる機種にしたい:11.1%

・現在のデジタコに満足しておらず他メーカーに変更したい:7.9%
・コストが安いのに変更したい:4.8%
・アナタコでも十分かもしれない:3.2%
・その他:0.0%
・入れ替えは検討していない:49.2%
・わからない/答えられない:7.9%




まとめ


 今回は、運送業経営者99名に対し、デジタコに関する実態調査を実施しました。

 2015年4月に国土交通省によって運行記録計の装着義務付け範囲が拡大されたことで、現状では6割以上の運送会社が「デジタコ(通信型・カード型)」を使用していることが分かりました。「デジタコ」のメリットとして、約8割が「日報の確認・管理が簡単」、約6割が「安全運転評価によるドライバーの安全運転に対する意識向上」を実感していることが分かりました。

 一方で、31.3%の「アナタコ」を利用する運送会社へ、「アナタコ」を使用する理由を伺うと、64.5%が「デジタコ導入は費用が高い」と回答。また、運送会社の半数以上が「運行記録計(タコグラフ)と労務管理は、別のツールを使う運用でも良い」と考えており、他の機能の連携のほうが便利だと考える方も一定数いることが判明しました。なお、「デジタコ」を導入済み企業で「デジタコの入れ替え」を検討している方は、「ドライブレコーダーと連携」や「アルコールチェッカーと連携」などの機能を搭載した「デジタコ」を希望する声が挙がりました。

 運行記録計の装着義務付けがなされたものの、現段階で装着すべき運行記録計は「デジタコ」「アナタコ」のどちらでも良いとされていることから、「アナタコ」を導入している企業も一定数いることが分かりました。DXが推奨される今もなお「アナタコ」を使い続ける理由の一つに、「価格」が挙げられています。今後は、アナタコを利用したまま別ツールで労務管理サービスを導入する方が増えてくるのではないでしょうか。



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