ドコマップジャパン x ゼット・エフ・ジャパン x コシダテック 3社協業しdocomapTrailerサービスの提供を開始
株式会社ドコマップジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:浦嶋一裕、以下 ドコマップジャパン)は、ゼット・エフ・ジャパン株式会社(本社:神奈川県横浜市中区、代表取締役社長:多田直純、以下 ゼット・エフ・ジャパン)のトレーラ位置情報端末SCALAR EVO Pules※1とDoCoMAP※2とが連携したサービスdocomapTrailer※3の販売契約を株式会社コシダテック(本社:東京都港区、代表取締役社長:越田亮三、以下 コシダテック)と締結し2023年11月より販売を開始しました。
■背景
ゼット・エフ・ジャパンとドコマップジャパンでは、未だ多くの課題があるトレーラ管理の解決を目指したサービス「docomapTrailer」の提供を同年3月に開始し提案してまいりましたが、本サービスの提供を行う上で、専用端末の販売から取付施工までを担う専属企業の開拓が必要でした。
この度、ドコマップジャパンと以前より繋がりのあったコシダテックを契約販売店とすることで、専用端末の販売、取付施工にも対応した、ワンストップサービスの提供が可能となることから今回の締結に至りました。
■サービス提供の内容
この度の締結では、専用端末の販売及び取付施工をコシダテックの販売網を通じて対応が可能となることで、全国の運送事業者所有のトレーラ車両へのワンストップサービス提供が実現します。
■目的
今後需要が見込まれるトレーラ向けIoTソリューションに欠かせない取付施工問題解決のための枠組みを整えることで、迅速な導入利用が促進され、現場での動態管理や固体管理が進み、管理者の負担軽減、更にはSDGsやESGなど環境問題に配慮した取組みへのサポートにも繋がると考えます。
※1:SCALAR EVO Pulseとは
ZFグループが開発したテレマティクス装置で、トレーラの位置情報を走行中は1分に1回、停車中は15分に1回、さらに車両とトレーラを切り離した場合には1日に1回取得します。※車両と切り離してから約6ヶ月間は位置情報を受信し続けます。
※2:DoCoMAPとは
GoogleMapsをプラットフォームに、車両に取り付けたGPS端末から発信された位置情報をリアルタイムに表示・管理する動態管理サービスです。使いやすいユーザーインタフェースで自社の車両位置が正確かつ瞬時にわかりますので、迅速な顧客対応や緊急時の対応にも効果を発揮します。
*DoCoMAPは株式会社ドコマップジャパンの登録商標です。
※3:docomapTrailerとは
docomapTrailerとは、ZF社で開発したテレマティクス装置をDoCoMAPと連携したサービス名称で、リアルタイム位置情報などが確認できます。
■会社情報
株式会社コシダテック
コシダテックは、その90年近い歴史を産業、社会の発展とともに歩んできました。 創業当初、三菱電機自動車関連機器の東日本総代理店業務としてスタートした自動車機器関連事業は、その後自動車産業の幅広い領域に拡大し、自動車産業の発展に寄与してきました。その後手がけた半導体関連事業は、三菱電機半導体海外戦略の一端を担いながら、国内外の企業のモノづくりを支えてきました。一方、自動車電話関連のサービスから派生したモバイルセールス事業では、消費者ニーズに応える店舗経営を通じて、携帯電話市場の成長に貢献しています。さらに近年は、クラウドやIoTという最新技術を駆使したセキュリティ・ネットワーク事業を展開し、最新の企業ニーズに応えるソリューションを提供しています。
時代によって移り変わる社会や産業、そしてお客様のニーズにお応えするために、コシダテックは、これからも既存のビジネスの枠組みにとらわれずに新しい事業領域に挑戦していきます。
ZFについて
ZFは乗用車、商用車や産業機器の分野でシステムを提供し、次世代のモビリティを実現するグローバル・テクノロジーカンパニーです。ZFはくるまの「見て、考えて、動かす(see, think, act)」を可能にします。4つの技術分野で(車両制御、統合安全、自動運転、電動化)、車両メーカーやモビリティサービスプロバイダーに、ソフトウェアを含む包括的なソリューションを提供します。ZFは電動化技術により排出量の削減、気候の保護、モビリティの安全向上に貢献しています。 詳しいメディア情報および写真はこちらをご覧ください。
■関連資料
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