トラックコネクトと連携した労務管理ソリューション docomapPLUS powered by Truckonnectのサービス開始
三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:カール・デッペン、以下 MFTBC)と、株式会社ドコマップジャパン(本社:東京都港区、代表取締役:浦嶋一裕、以下 ドコマップジャパン)は、ドコマップジャパンが展開するドライバー向け労務管理アプリケーション「docomapPLUS※1」をMFTBCのテレマティクスサービス「Truckonnect®(トラックコネクト)※2」に追加し「docomapPLUS powered by Truckonnect®」として8月よりサービスの提供を開始しました。
「docomapPLUS powered by Truckonnect®」は、ドライバーが作業状況を記録するアプリケーションで、記録する作業項目は自由に設計が可能な為、必要な情報のみを作成し記録することが可能です。ドライバーが記録した情報は管理者がリアルタイムに可視化できるほか、自動で日報が作成されます。また、改善告示基準にも対応しており、連続運転が発生した場合はアプリ上でアラートが検知されます。
今回、2024年4月に施行された改善告示基準によりトラックドライバーの人手不足等が懸念されるいわゆる「2024年問題」に対応するソリューションを、MFTBC車両を所有するユーザーを対象にサービス提供をするべく提携に至りました。
本サービスは、MFTBCが窓口となり提供をいたします。
MFTBCとドコマップジャパンは、トラックドライバーの人手不足をはじめとする物流業界における諸課題に対して迅速に対応すべく、今回の提携を行いました。
今後も両社の連携によりさらなる機能向上を目指し邁進してまいります。
■イメージ
■主な機能
1.フルカスタマイズが可能な作業項目:
ドライバーが利用する作業項目は自由に設計が可能な他、複数のグループを作成できます。
その為、長距離ドライバーの方や定期便配送、夜間配送といった作業項目が異なる場合にも対応が可能になります。
2.帳票の自動作成:
ドライバーが入力した内容が自動で日報・月報として作成されます。
更に出勤簿やオプションサービスALCをご利用の場合は点呼簿の作成も可能になります。
3.改善告示基準に準拠:
休息期間や連続運転超過が発生した際に注意喚起が表示されます。連続運転ではアプリ上でアラート機能もあり、更に運行管理者がメールでアラートを受信することも可能です。
4.その他オプション連携:
本アプリではオプションとしてスケジュール機能、アルコールチェック機能、温度管理機能が可能になります。アルコールチェックや温度管理機能では、基準値を超えた場合に異常通知として運行管理者にメールにて通知することも可能になります。等々
■対象車両
三菱ふそうのトラック全車種
■利用料金
月額500円/ユーザーID(税別)
※オプションサービスは別途料金が発生します。ご利用料金について別途MFTBC営業担当者、またはMFTBC窓口までお問い合わせください。
■本サービスに関するお問い合わせ先
三菱ふそうトラック・バス株式会社
こちらからお問合せください。
※1 :「docomapPLUS」とは
docomapPLUSは運行状況をスマートフォンで記録するDoCoMAP専用のアプリケーションで、DoCoMAPの位置情報と連動した運行状況をクラウドで管理することで、運行日報作成や労務管理が可能です。
また、記録する内容はフルカスタマイズ仕様のボタンで自由に作成することができます。
※2:「Truckonnect®(トラックコネクト)」とは
「トラックコネクト」とは、稼働中の車両情報をインターネット経由でリアルタイムにチェックできるテレマティクスサービスです。トラックが発信する情報は、モバイル回線を経由してクラウド上のFUSOデータベースに蓄積され、お客様がPCやスマートフォンで専用ページにアクセスすれば、車両の現在地や運行状況を把握できます。車両トラブル時のスピード対応、業務効率の改善、危険運転の予防など、ビジネスシーンで幅広く活用できます。
*要別途サービスへのお申し込み
*Truckonnect®は三菱ふそうトラック・バス株式会社の登録商標です。
■会社情報
三菱ふそうトラック・バス株式会社
三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)は、川崎市に本社を置く商用車メーカーです。ダイムラートラック社が89.29%、三菱グループ各社が10.71%の株式を保有しています。90年以上の歴史を持つFUSOブランドのトラックやバス、産業用エンジンを世界約170の市場向けに開発・製造・販売しています。日本初の量産型電気小型トラック「eCanter」による電動化や、運転自動化では大型トラック「スーパーグレート」に国内商用車初のSAEレベル2相当の高度運転支援技術を実装するなど、先進技術の開発に積極的に取り組んでいます。